KVM のゲストOSにシリアルコンソールからログイン (ブートローダ編)
ゲストOS (Debian lenny) にて、シリアルコンソールを利用できるようにする。
今回は、ブートローダ(grub)も有効にする。
ログインの設定
まずは、以下を参考に、シリアルポートからログインできるようにすること。
http://d.hatena.ne.jp/okinaka/20091209#1260365269
ブートローダ(grub)の設定
Debian 系の場合、流儀に沿った書き方をしないと、カーネルパッケージの追加や削除の時に あとから追記した grub の設定が消えてしまうこともあるので注意。
/boot/grub/menu.lst の5行目に追記:
## serial console serial --unit=0 --speed=9600 --word=8 --parity=no --stop=1 terminal --timeout=10 serial console
menu.lst 中の kopt オプションに console の設定を追加。
# kopt=root=/dev/vda1 ro console=tty0 console=ttyS0,9600
update-grub を実行してカーネルオプションを有効にする。
update-grub