VAIO Type P で Ubuntu 10.04 環境設定
Ubuntu 10.04 Netbook Edition を利用するための VAIO Type P 特有の設定を行った。
下記の記事は参考サイトのほぼそのままの内容。
- 参考サイト
http://d.hatena.ne.jp/shimuya/20100619/1276959243
0. Ubuntu 10.04 Netbook Edition のインストール
USB メモリからインストールするのが手軽。
サイトからISOイメージをダウンロードし、「スタートアップ・ディスクの作成」でインストールメディアを用意した。
1. ログイン時のデフォルトセッションを変更
ディスプレイドライバを変更する前に行っておくこと。
ドライバを変更すると Netbook Edition のままだとログイン後に画面が真っ白になってしまうのを回避する。
(GDMで設定を切り替えられるが、毎回設定を切り替えるのは手間がかかるため。)
2. ディスプレイドライバの変更
ドライバをインストールすることで描画速度が劇的に向上する。また、輝度調整が Fn + F5/F6 でできるようになる。
手順:
$ sudo add-apt-repository ppa:gma500/ppa $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install poulsbo-driver-2d poulsbo-driver-3d poulsbo-config $ sudo vi /etc/default/grub GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash mem=2000mb" $ sudo update-grub
パッケージが用意されたおかげで、ずいぶん手順が簡単になったものだ。
3. トラックポイントでスクロール出来るようにする
以下のファイルを新に追加する。
/usr/lib/X11/xorg.conf.d/15-vaio.conf:
Section "InputClass" Identifier "Trackpoint Wheel Emulation" MatchProduct "PS/2 Generic Mouse" MatchDevicePath "/dev/input/event*" Driver "evdev" Option "EmulateWheel" "true" Option "EmulateWheelButton" "2" Option "Emulate3Buttons" "false" Option "XAxisMapping" "6 7" Option "YAxisMapping" "4 5" EndSection